def文で関数を作成する
pythonには、print()やinput()だけではなく自分で関数を作る機能が存在します。
>>> def hello():
print(‘thanks!’)
最初のdefで始まる文がHelloという関数を定義するものです。そしてdef文の後に続くコードである print(’ ’)の部分が関数の中身となります。
そして、今回はhello()という関数を定義したのでhello()とpythonの画面に打ち込むと中のコードが実行されます。
>>> hello()
thanks!
このように関数を定義するのは作業において同じコードが出てくる場合一々コピペして張り付けるのではなく、関数として定義することで作業の効率化・自動化できるようにするのが目的となります。
パラメーター持ちのdef文
関数でprint()などを使う時は、()の値、つまり引数もそのまま引き渡します。
パラメーターとは関数が呼び出されたときに引数が格納される変数のことを指します。
このプログラムだと関数hello()にblogというパラメーターが付いていることになります。
改めてまとめると最初の関数hello()が呼び出されるときの引数がHIMAJINです。
そして、プログラムが実行されこの関数が入ると変数「blog」が「Himajin」とされ、それがprint()に渡されます。
戻り値とReturn()
戻り値とは関数の呼び出しによって得られた値のことを指します
例えば関数len()を呼び出して、Himajinのような引数を渡すとlenは文字数を返す関数ですので7という値を返してきます。これが戻り値に当たります。
そして、defを用いて関数を定義するときはreturn文を用いて戻り値を設定することができます。
このreturnを使うと、もしこれがこうだったらこう返すみたいな指定が可能になります。
NONE値
「 None」とは値がないという値をのことを指します。
これはPythonでの表現で、ほかのプログラミング言語でいうNULLとかに当たるものです。
「値がないということを表す値」のNoneは変数と本当の値を区別するのに使います。
Pythonだとreturn文のない関数設定の場合は終わりに「Return None」と書いておくことが一般的です。(return文に値がなくてもNoneと返します。)
キーワード引数とprint関数
キーワード引数とは、キーワードを指定することによって引数にオプション設定を追加する引数です。
例えば、print()なら「end」や「seq」といった引数に追加設定ができるキーワード引数が存在します。
他にもPythonであらかじめ設定されているものではなく、自分でキーワード引数を作ることも可能ですが、ちょっと知識が必要になってきます。
ローカルスコープとグローバルスコープ
基本的に変数はスコープという場所に格納されます。
そして、関数の呼び出しの時に設定されるパラメーターと変数はローカルスコープというところの存在しており、これをローカル変数といいます。
対して関数の外で代入された変数はグローバルスコープというところに存在しており、これをグローバル変数といいます。
グローバルスコープのコードはローカル変数を使うことはできませがローカルスコープからグローバル変数にアクセスすることはできます。
例外処理
プログラミングでは、基本エラーが起こると強制終了となりますがいちいち再起動していると面倒なのでエラーが起こった場合はこうこうこうして処理して作業を続けられるようにexceptとtryであらかじめ設定することができます。
終わり
関数とはコードを作成する上において超基本となるので必須です。
最初は分かりにくいと思いますが慣れればなんとかなります。
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