プログラミング

大学生が絶対にプログラミングを学んでおくべき3つの理由

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将来に対する不安を抱える大学生

 

 

 

大学も入った最初の1・2年はサークル活動や恋人ができたり、アルバイトを本格的に初めて、自分の使えるお金の額が高校の頃より大幅に増えたり、1人暮らしを始めるなど、高校の頃と自分の回りの環境がガラリと変わり、目に映るもののすべてが新鮮で楽しい・・・そんな感じでしょう。

 

ただしそれと同時に両親から独立し始め自由になり始めるこというは、その分自分の将来に責任も自分が背負うということを意味します。そんな中で大学生活も後半の3年・4年になってくると就活・インターンを始め、そんな中で漠然と将来について考えてみると、「これから先の自分の人生はどうなってしまうんだろう・・・」、そういった将来や仕事に不安を抱える人も増えてきます。

 

そんな中で就活など自分の将来のために学生時代のうちに何かスキルを身につけなければ…と思う人も多いでしょう。僕は家がそこまで裕福でもないのでニートもできませんし、就活を間近に控えた大学3年生の後半は将来の不安で寝れなくなることがありました。

 

 

学生時代のうちに身に着けておくべきスキルは何か?

 

そういった将来の不安に対して、英語のTOEIC・TOFELなどを始め、文系ならば簿記・公認会計士・税理士などの資格を勉強をする大学生が増えています。僕もしがない大学の文系学部(経済学部)だったので、親や大学の人から簿記をやれだの・TOEICをやれだの色々言われました。ですが、学生時代に身に着けておくべきスキルとして僕が一番大事だと考えているスキルはプログラミングです。

 

 

英語や専門資格が微妙だと考える理由

 

就活に備えて学生が習得すべきスキルで、よく上げられるのは英語と公認会計士などの専門資格(士業)ですが、これらの資格はこれからの社会を見据えていくと以前ほど重要ではなくなりつつあると考えています。というのもIT業界に身を置いていると、最近はどこもかしこもビックデータだのIoTだのAIだのという言葉が溢れています。

 

そして、筑波大学の落合陽一さんも著書のこれからの世界をつくる仲間たちへで述べているように、現在社会は急速に変化しており、その中で伸びている分野の1つとして自動翻訳があります。確かに昔からGoogleみたいな自動翻訳機能は話にならないお粗末なモノでした。しかし、最近はディープラーニングの技術革新により、英語の記事でも日本語と遜色ない内容で読むことができ始めています。

 

もちろんインターネットの文章だけでは日常生活の会話においても、スマホでも外国語を瞬時に翻訳してくれるような機能も出始めています。つまり何が言いたいのかというと、これまでの時代は英語が分かると世界が広がり、自分の知見も増えましたが、これからの時代において英語が喋れることは昔ほど人より人生が有利になるスキルになるとは言えなくなりつつあるのです。(もちろん話せるに越したことはありません)

 

そして、簿記や公認会計士もこれからのAIの時代において昔ほど有利になるとは思いません。というのも、もちろん公認会計士や税理士の仕事が全てAIにとってはかわらないでしょう。人の方が機械より役に立つ場面がまだまだたくさんあります。しかし、AIがその仕事のほとんどを取って代わることは恐らく間違いないでしょう。そんな中でそういった専門資格の仕事も昔ほど資格さえ取れば一緒安泰の殿様商売ができるとは思いません。

 

AI・人工知能というとドラえもんのような汎用型のモノを想像する人が大半ですが、確かにまだドラえもんを作れるAI技術はありません。しかし、特定の作業だけなら人間を上回るパフォーマンスを上げるAIはすでに登場しつつあります。なので、これから人間の携わる仕事のパイが減っていくという事は間違いありません。少ないパイの取り合いになるので、士業は以前ほど旨味がなくなっていくでしょう。

 

まあ簿記2級が分かると会社の基本的な仕組みが分かるので、簿記は勉強して無駄ということはありませんが公認会計士まで勉強するのは時間とコストに対するリターンが見合っていません。自分の務める会社がどういう状況でどうすれば利益が出せるかが分かるようになるということは、会社に必要とされる人材になりやすいので、会社で構成される社会を生きていく上では簿記自体は勉強しておいて損はありません。

 

 

学生がプログラミングを勉強するべき理由

 

そんなこれからの時代に社会に出ていく学生の人たちに僕がオススメするのは、「プログラミングスキルを身に着けておくこと」です。結論から言いますと大学生が学生時代にプログラミングを勉強してくことはメリットしかありません。絶対に勉強しておくべきです!

 

プログラミングの可能性はインターネットができたときから徐々に高まりつつありました。そしてその可能性は、今最高に高まりつつあります。現代はIT社会だから…というだけではありません。他にもプログラミングを勉強しておくべき理由は存在します。

 

  • IT市場の急成長
  • 急速な技術変化の速さ
  • 日本企業の構造

 

まず現在では1人に1台PCを持つ、スマートフォンの利用も当たり前となっています。そんな中でITサービスの急成長しており、サービスを提供する側の数が不足しています。今後、IoTやICTなどの成長に伴い、さらに幅広い分野でプログラマが必要とされるでしょう。

 

業界の平均給料は需給の関係で決まるので、需要に対して供給の追い付いていない職業は給料が高くなります。逆にいくら専門性が高くても需要がないと給料は高くなりません。現在IT業界は人材不足です。そんな中でエンジニアの需要は高まりつつあるので、ほかの業界よりも高級取りになれる可能性が高いのです。

 

確かに15年ほど前、エンジニアは3K(きつい・帰れない・給料が安い)などと言われあまり人気のない職業でした。しかし、今はもっとも人気があり、働きやすく、給料も高い職業へと変わりました。 社会人の転職市場でもたくさんの方が他業種からエンジニアを目指すほどです。

 

またIT企業でなくとも、あらゆるものがインターネットと繋がっていき、どの企業でも自社のビックデータを分析してより良いビジネスモデルを見つけるのが当たり前になりつつある中で、その根幹の技術を分かっているということは人材としての価値も上がりますし、プログラミングを分かっているということはIT業界でなくとも就職において有利に働きます。

 

もちろんプログラミングができれば悠々自適な生活ができるとは限りませんが、少なくともこれから10年はIT人材が不足する傾向はドンドン強まっていくと予想されており、IT人材不足はこのまま深刻化する流れで、現在IT人材は91.9万人に対し、17.1万人不足している状況ですが、経済産業省調べでは、このままいくと2030年には78.9万人不足になる見通しなので、最悪就職できないことはないので仕事には困らないはずです。

 

他にもプログラミングができるということは高い収入を得やすい他にも「論理的思考力が身に付く」「働く企業やライフスタイルを選べるので自由に生きることができる」などのメリットがあるので、大学生は学生時代のうちからプログラミングをやっておけと強く言いたいです。

 

一応社会人になってから働きながらプログラミングを勉強するのはできないことはありませんが、仕事をしながらというのはしんどいですし、時間もあって若さもある学生時代が一番プログラミングを身に着けやすいです。

 

そしてプログラミングができればインターンからそのまま内定をもらうなんてこともできますし、学生向けの高時給のプログラミングのアルバイト案件もあるので、飲食などで時給900円でアルバイトをするよりも効率よくお金を稼げますし結果として自由な時間も増えます。

 

 

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プログラミングをちゃんと勉強する方法

 

こういう感じで、学生のうちにプログラミングを学ぶのはメリットだらけなわけですが、当然デメリットも存在しています。これは学生に限らず社会人にも起こりうる「挫折」の理由でもありますが、プログラミングは独学だと挫折してしまいがちです。本屋で適当にプログラミングの参考書を買って勉強しようと思ったものの結局モチベが上がらず、そのまま・・・なんてことが往々にしてあります。

 

なので、プログラミングは資格取得にあたるところの専門学校のようにプログラミングスクールに通ってプロの講師からちゃんと学ぶべきだと思います。お金やモチベーションについては、社会人よりも解決のハードルが高く、苦しい思いをしてしまうかもしれませんが、学生時代という貴重なタイミング・時間・コストを無駄にしないためにも将来の自分への投資として割り切るべきです。

 

 

学生にオススメなプログラミング言語

 

ですが、プログラミングも言語の種類が沢山あって、何かを作りたい!という強い動機がなく、漫然と勉強するとなると言語を何にすればいいかわからない・・・そんな人が多いのも事実です。そういう時にオススメなのは「python(パイソン)」というプログラミング言語です。

 

なぜこのpython(パイソン)がオススメなのかというと、python(パイソン)は簡単で汎用性が高く、コードの書き方が分かりやすいからです。(ですがその分専門性の高い業界案件だとpythonでは処理能力が物足りないことはあります。)

 

しかし、python(パイソン)はプログラミングの基礎を学ぶには変なクセもなくシンプルかつ、webアプリからAIまで何でも簡単に作れるので、幅広いニーズに対応しており、最初に勉強するプログラミング言語には非常にうってつけです。なので、将来に向けてとりあえずプログラミングをしたいという人にはpython(パイソン)がオススメです。

 

 

 

 

終わり

 

これからの時代、IT系人材は引く手数多。学生のうちにスキルを身に付けることで、自分の可能性をより広げることができます。なので、僕は学生はプログラミングを優先して勉強するべきだと考えています。

 

ただ皆が皆プログラミングをできるわけでもないですし、自分はプログラミングに向いていないと思う人は、副業としてユーチューバー(youtuber)やブログなど自分の個性を生かせる仕事を学生時代のうちから始めておくのもいいと思います。

 

大切なのは社会に出たときに、会社から給料以外の複数の食い扶持を持っておけるように準備しておくことです。自営業オンリーもリスクが高く誰でもできるわけではありませんし、今のところの収入モデルとしては「サラリーマンの給料+副業収入」だと思います。そういうときにプログラミングや英語などができると副業の幅も広がりますね。

 

そして、少々disるような形になってしましたが、英語も簿記ももちろん学生時代に勉強しておいて損はありません。社会に出た色んな人が皆口をそろえて勉強しておけと言うということはそれなりに使えるという証左でもあります。

 

しかし、それはこれまでの時代の話でこれからの時代はIoTなどあらゆるものがインターネットとつながる時代になります。そんな中でスマホ(か新世代のデバイス)1つで恐らく何でもできるような時代になっていきます。

 

まさに魔法のような時代です。これまでは俺はITのことなんかよくわからねぇ、それでも許されました。しかしこれからの時代においてその魔法の中身の基本を知らないということは社会に出てビジネスを行う上でもうお話にならないのです。だからこそ小学校でもプログラミング教育が導入されました。

 

僕たちの世代とは違い、生まれつきスマホが身近にあってそういった教育を受けてきた人たちはデジタルネイチャーとして、これからの社会に対応していくでしょう。ですが、義務教育でプログラミングを受けずただ漫然と過ごしてきたそれより上の世代はどうなっていくでしょうか?

 

50代くらいならまだ逃げ切れるかもしれませんが、今の20~40代は恐らく逃げ切れません。終身雇用も崩壊し、色んな仕事がAIに取って代わっていっている中で、プログラミングの基礎も知らない無能を雇ってくれるような会社が果たして存在するでしょうか?

 

そう考えると、英語も簿記ももちろん大事ですが、これからの時代を見据えて考える学生時代に身に着けておくべきスキルの優先度合いは「プログラミング>>簿記>>>>>英語」なので、まずはプログラミングをやっとけ!と思うわけです。

 

 


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