プログラミング初心者でも分かりやすい「gtts」を使ったテキスト読み上げ音声の作り方をご紹介します。
gttsとは?
「gtts」とは、Pythonでテキストから音声ファイルを作成するためのライブラリです。Googleが提供する文字列を音声に変換するAPIを使用しており、日本語にも対応しています。
前準備
今回は、Pythonのバージョン3.xを想定しています。
・「gtts」パッケージのインストール
※「gtts」パッケージのインストールは、以下のコマンドを実行してください。
$ pip install gtts
「gtts」を使ってテキスト読み上げ音声を作成するプログラム
実際にソースコードを書いていきましょう。
from gtts import gTTS tts = gTTS("テキスト読み上げ音声の作り方をご紹介します。", lang="ja") tts.save("output.mp3")
まず「gtts」ライブラリと「os」ライブラリをインポートしています。
次に、変数「tts」にテキストから音声ファイルを作成するためのオブジェクトを代入しています。「lang」には、言語を指定することができます。今回は日本語を指定しています。
そして、「save」メソッドを使用して、音声ファイルを保存しています。
<引数について>
– text: テキストファイルに保存するテキストを指定します。
– lang: 読み上げる言語を指定します。デフォルト値は「en」です。日本語を指定する場合は「ja」を指定します。
– slow: 読み上げ速度を指定します。デフォルト値は「False」(速い)です。ゆっくりと読み上げる場合は「True」を指定します。
まとめ
以上が、「gtts」を使ったテキスト読み上げ音声の作り方の解説でした。
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