プログラミングスクールは予備校みたいなものだという話

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こんにちは、ミナピピン(@python_mllover)です。長年エンジニア界隈ではプログラミングスクールについて悪だという風潮がありますが、自分は少し違うと思っていて今日はその辺りについてつらつらと書いていこうかなと思います。

 

プログラミングスクールは予備校みたいなもの

 

プログラミングスクールに対してのよくある批判がわざわざ金を払ってプログラミングを勉強する必要がないという点。確かにプログラミングを独学でモノにできるか否かというと可能ですし今のエンジニア業界ではそういう人の方が多いでしょう。

 

ですが、ITと日常生活の結びつきが強くなっていく中で、もはやそういう人たちでIT業界を回すのは難しくなっています。プログラミングの義務教育も始まりますし、もはやプログラミングは好きな人がやるものではなく、だれもがある程度は知っておかないといけない分野になりつつあります。

 

そんな時代の中で、受験勉強における塾や予備校と同じようにプログラミング学習におけるプログラミングスクールという存在が出てくるのは必然だと思います。なので、わざわざ金払ってプログラミングする意味がないというのは少し違います。例えば受験勉強における予備校に通うメリットはざっと以下のような点です

 

  • 学習場所の確保
  • 学習時間の確保
  • 質問できる環境に身を置くため
  • 同じ目標を持つ人間と繋がりができる

 

プログラミングスクールにも同じような事が言えると思います。そりゃもちろん人によっては勉強が大好きで独学で予備校なんかに行かずとも自分でペースを整えつつ毎日一定時間勉強して志望校に受かる人もいますし、理論上は高校の教科書を端から端まで理解すればセンターで満点取れますし参考書をちゃんと進めれば東大にも受かります。ですが現実は家で独学で勉強せずに予備校に通っている人が大半です。

 

プログラミングスクールは3度の飯よりプログラミングが好きではない人がプログラミングを勉強するための場所として必要不可欠です。特にプログラミングは受験勉強より明白な答えのない問題が多いです。

 

そういうときにすぐ経験者に質問できる環境がないと大半の人はそのままプログラミング学習を挫折してしまいます。現に自分は最初JAVAを勉強しようと思ってJAVA入門みたいな参考書を買って独学で勉強を始めましたが、for文が良く分からず挫折して、辞めてしまいました。

 

そしてその数年後にまた勉強しようと思い、今度はプログラミングスクールに通ってプログラミングの基本が理解することができました。その時の費用は半年で40万円くらい掛かりましたが、おかげで就職活動に使えるようなwebアプリやスクリプトが書けるようになり、今でもプログラミングを使ったような仕事ができていて給料も同年代よりは貰えています。

 

こういうの自分のようなケースがプログラミングスクールの成功例で、プログラミングスクールの卒業生インタビューにもよくある内容ですが、もちろん失敗例もあります。よくあるプログラミングスクールの失敗例は以下のような感じです。

 

  • 数十万円支払ったのにプログラミングが身に付かなかった。
  • 就職斡旋してくれるとあったのに、まともな企業に斡旋してくれなかった

 

まず「数十万円支払ったのにプログラミングが身に付かなかった」というケースですが、基本的にプログラミングスクールは受験予備校みたいなもんです。目標を達成するための手助けはしてくれますが、それによって100%目標を達成できるとは限りません。

 

つまり、カネを払った=100%プログラミングがモノになるわけではありません。プログラミングが適正もありますし、受け身では身に付きません。つまりカネを払ったのにプログラミングスキルが身に付かなかったから詐欺だというのは、河合塾に通って模試やら講習に高い金払ったけど志望校に受からなかったから金返せ!と言ってるのと同義です。志望大学に行けなかったから塾が100%悪いのか? 違いますよね? 自分の努力、適性が足りなかったケースもあります。

 

そして2つ目の「就職斡旋してくれるとあったのに、まともな企業に斡旋してくれなかった」のケース、これは大抵就職斡旋されるのがSESというオチですね。広告だけ見たら半年ちょっとプログラミングをすればキラキラしたweb系IT企業に行けるような雰囲気ですが、実際はIT企業の大半がSESなので、いくらプログラミングを少し勉強したといっても実務未経験で入れる企業はSESがほとんどです。

 

運が良かったり、理系とか学歴とか前職の経験で活かせるものがあれば未経験でもポテンシャル枠で受託や自社に入ることも一応可能ですが、基本的になんのとりえもない中途未経験を入れてくれるのはSESくらいです。納得がいかないのであればGithubに成果物をアップロードしてそれを武器に自分で就活するしかありません。

 

終わり

 

とまあ少しスクール側の肩を持つ内容でしたが、プログラミングスクール側も情報商材を販売しているような人間を広告塔に据えたり、まともなメンターを置かなかったり、エンジニア業界をフリーランスで年収1000万円みたいなキラキラしたものに見せる過大アピールや、プログラミングが身に付かない、または当人の理想の企業に斡旋できない可能性みたいな部分は意図的に省いている側面はあると思います。

 

ですが、高い金を払ったからプログラミングが身に付いて当然、身に付かなかったらスクールが100%悪い、あいつらはクソ!っていうのは違うと思います。仮に受け身でエンジニアになれたとしても、そこからキャリアアップや給料アップを目指すのであれば、休みの日なども勉強する必要がありますし積極性が大事です。

 

そして、プログラミングスクールの値段に関しても、高いと言われていますが、そもそもSESとかでまともなエンジニアを1か月確保するためには、月80万円くらい掛かります。もしマンツーマンで週2回4時間指導を行う場合、エンジニアの時給が3000円とした場合、3000×4h×2日×4週=96000円掛かります。

 

現実は1人で複数見たりバイトを使ったりするのでもう少し安上がりかもしれませんが、SESで月単価80万円くらいの標準的なエンジニアを確保するのにはカネが掛かります。そういう意味で料金が月数万掛かるのは仕方のないことです。

 

世の中皆が皆独学で参考書を読んでプログラミングを理解しネットで質問しながら独学でプログラミングをマスターできるわけではなく、スクールに通わないと理解できない人もいるということ、そしてスクールに通ったからと言って必ずしもプログラミングができるようになるわけではないこと、そしてスクールで指導するエンジニアを確保するにはカネが掛かること、これがこの記事で言いたかったことです。では~

 

 

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