以前Pythonでのスクレイピングなどの定期実行環境構築の際にVPSサーバーでSeleniumを動かすための環境構築の手順を解説しましたが、その後どうすればいいかという相談を頂いたのでツールなどを纏めておこうと思います。
関連記事:CentOSのVPSサーバーでPython+Selenium+ChromeDriverのスクレイピング環境を構築する
自宅のPCなどから別の場所にあるレンタルサーバーに接続する際には通常のhttp通信とは別に通信を行います。なのでWebブラウザとは別に専用の通信ソフトを使って行うのが便利で楽です。今回はさくらVPSでの使用を前提とした解説になります。
Windowsで行う場合
通信ソフト
・Teraterm
公式サイトからダウンロードできます。
FTPソフト
MACで行う場合
通信ソフト
TeraTermはWindows版しかないので、macOSではインストールすらできませんがターミナルでSSH通信が可能です。
参考:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11223706186
FTPソフト
MACではWindowsで使えるWINSCPが使えませんが、Cyberduckというソフトが代わりにあります。
ダウンロード&使い方はこちら ⇒ https://techacademy.jp/magazine/1668
さくらVPSにSSHで通信する方法
レンタルサーバーとの通信は基本的にSSH通信で行います。
この際に必要なのはレンタルサーバーのサーバー設定に表示されているグローバルIPです。グローバルIPはXXX.XXX.XXX.XXXという12個の数字で構成されるものでこれは同じものは世界2つとないものです。
ソフトを起動したら接続という画面でこのグローバルIPを入力します。(この際SSH接続なのでポートが22番になっているかを確認してください。)
これを入力すると認証画面に移行するので、デフォルトの場合はユーザー名を「root」、パスワード 「SAKURAのアカウントのパスワード 」を入力するとサーバーに接続できます。
接続したらあとはLINUXの要領で黒いコマンドラインにコマンドを入力して操作します。FTPソフトの場合はGUI形式でレンタルサーバーのファイル構造が表示されます。
まとめ
FTPソフト一覧
⇒ https://luxy-inc.com/system-engineering/ftp_recommend/
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