【Tkinter】tkinter.entryで生成したテキストボックスを初期値を入力した状態にする

 

今回は初心者向けに、tkinterでentryに初期値を設定する方法を分かりやすく解説していきます。

 

1. tkinterとは？

 

tkinterは、PythonでGUIアプリケーションを作成するためのモジュール（標準ライブラリ）です。Pythonのバージョンによっては、「Tkinter」という名称になっていることもあります。

 

2. entryとは？

 

tkinterでテキストを入力するためのウィジェットの一つがentryです。entryは、表示されたテキストボックスにユーザーがキーボードから入力できます。

 

3. 初期値を設定する方法

 

entryに初期値を設定するには、textvariableオプションを使用します。textvariableオプションにStringVar()を指定し、そのStringVar()の値を初期値として設定します。

例えば、「Hello World」という初期値を設定する場合は、次のように書きます。

 

import tkinter as tk

root = tk.Tk()

strvar = tk.StringVar(value='Hello World')
entry = tk.Entry(root, textvariable=strvar)

entry.pack()

root.mainloop()

 

ここで、tkinterのモジュールをインポートし、rootを作成します。次に、StringVar()を作成し、初期値として「Hello World」を設定します。そのStringVar()をtextvariableオプションに指定し、entryを作成します。最後に、entryをウィンドウに配置します。

これで、entryに初期値が設定されました。

 

4. まとめ

 

今回は、初心者向けに、tkinterでentryに初期値を設定する方法について解説してきました。entryに初期値を設定するのは、とても簡単ですので、ぜひ試してみてください。

 

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