pandasのデータフレームにおいて特定の列を四捨五入するサンプルコード

pandasのデータフレームにおいて特定の列を四捨五入する

pandasのデータフレームにおいて特定の列を四捨五入するには、round() 関数を使用します。

以下にそのコード例を示します。

import pandas as pd

# サンプルのデータフレームを作成
df = pd.DataFrame({
'A': [1.123, 2.345, 3.678],
'B': [4.911, 5.621, 6.135],
'C': [7.123, 8.452, 9.999]
})

# 'B'列を小数点第2位で四捨五入
df['B'] = df['B'].round(2)

print(df)

このコードでは、データフレーム df の ‘B’ 列の値を小数点第2位で四捨五入しています。round() 関数の引数には、四捨五入する小数点以下の桁数を指定します。引数を 0 に設定すれば整数に四捨五入されます。

結果は以下のようにB列だけが小数点第二位で四捨五入されていることがわかります。

A B C
0 1.123 4.91 7.123
1 2.345 5.62 8.452
2 3.678 6.14 9.999

10の位や100の位で四捨五入する場合

ちなみに10の位や100の位で四捨五入する場合は以下のように引数に負の値を指定してあげるとよいです

# 'B'列を1の位で四捨五入 
df['B'] = df['B'].round(-1) 
print(df)

<実行結果>

A B C
0 1.123 0.0 7.123
1 2.345 10.0 8.452
2 3.678 10.0 9.999