quandlとは?
公式サイト⇔https://www.quandl.com/
一部有料ですが、ほとんどのデータが無料でダウンロードできます。ダウンロードどころかAPIとか各言語のライブラリまで完備しています。データの取得方法はこの辺りを見ればわかるかと思います。
→https://www.quandl.com/docs/api?csv#authenticating-your-requests
CSVダウンロードならかなり簡単です。英語が読めなくてもなんとなくわかります。
ですが、このサイトUIがあれなので英語サイトなのを抜きにしても若干情報が探しにくいです。FREDもそうですが、データベースサイトにユーザビリティを求めてはいけないみたいです。
Pythonでquandlにアクセスする
QuandlはPython用のライブラリ「quandl」を使用することでわざわざサイトにアクセスして手動でcsvをダウンロードせずとも、APIからデータをデータフレーム形式で取得することが可能です。
quandlのインストールはPIPで大丈夫です。インストールにはPandasやNumpyやrequestが必要なようなのでない場合はインストールしてください。
# Quandlをインストールする $pip install Quandl
Anaconda環境である場合は既にインストールされているので問題ありません。
関連記事:【Python】Anacondaのインストールと初期設定から便利な使い方までを徹底解説!
quandlの使い方
quandlは2019年現在会員登録は必須ではありませんが、ない場合はAPIリクエストが一日50回までに制限されます。
会員登録をしてProfile Settingに表示されているAPI鍵をライブラリに読み込ませるとアクセスが無制限になるので、ここでは一応APIを使う流れで行きますが、別にどちらでもいいと思います。
import quandl key = '自分のAPI鍵' quandl.ApiConfig.api_key = key quandl.ApiConfig.api_version = '2019-04-09' quandl.ApiConfig.verify_ssl = False
これで基本設定は完了です。
quandlはget()関数を使うことで、各データベースにアクセスしてデータを取得することができます。
今回はとりあえず、東京株式市場に上場している企業の1つである任天堂の株価データを取得してみます。
# 任天堂の株価データを取得する nintendo = quandl.get('TSE/7974')
<実行結果>
引数の'TSE/7974'
というのはTSE(東京証券取引所)の銘柄コード7974(任天堂)というのを意味しています。
また、start_date、end_dateで取得期間の指定が可能です。
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